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2026年5月コアアップデートの概要と対応方針
Googleは2026年5月21日、2026年としては2回目となるコアアップデートの展開を開始しました。
展開には約12日間を要し、6月2日に完了が確認されています。3月に実施された2026年3月コアアップデートに続く、通常のコアアップデートという位置づけです。Google検索ステータスダッシュボードには、あらゆる種類のサイトから関連性が高く満足度の高いコンテンツを表示することを目的とした定例の更新であるという説明が掲載されました。
アナリストはYMYL領域を中心とした大幅な変動を報告
今回のアップデートは、3月のコアアップデートよりも変動幅が大きかったとする分析が複数のSEOアナリストから出ています。
G-Squared InteractiveのGlenn Gabe氏は、自身が継続的に観測しているサイト群のデータをもとに、展開開始から48時間以内に大きな順位変動が生じ、特にギャンブル関連ジャンルで顕著な変動が見られたと報告しています。ギャンブルは健康や金融と並ぶYMYL(人生に大きな影響を与えるテーマ)領域に分類され、大型アップデートの際に変動しやすいジャンルとして知られています。
同時期には、AmsiveのLily Ray氏も週末にかけて大きく順位を伸ばしたサイトが複数あったことをX上で報告しており、下落するサイトがある一方で新たに評価を高めたサイトも存在したことがうかがえます。これらはいずれも各アナリストが自社の観測データをもとに述べた見解であり、Googleが公式に評価基準の変更内容を説明したものではない点には注意が必要です。
個別の対応策は公表されていない
今回のアップデートに関して、Googleは新たな個別ガイダンスを公表していません。従来から案内されている考え方が引き続き適用されます。順位が下がったこと自体はガイドライン違反やペナルティを意味するものではなく、コンテンツ全体の評価が見直された結果である、という説明です。急場しのぎの対応を行うのではなく、対象読者にとって有用で信頼できるコンテンツを継続的に提供する姿勢が、中長期的な評価につながります。
サイトの流入に大きな変動が生じた場合は、Search Consoleで対象期間のデータを比較し、影響が特定のページやクエリに集中しているのか、サイト全体に及んでいるのかを見極めることが第一歩になります。小幅な順位変動であれば急いで手を加える必要はなく、大幅な下落が継続する場合に初めて、コンテンツ全体の見直しを検討する段階に入ります。またYMYL領域に該当するサイトを運営している場合は、他ジャンルよりも変動が大きく出やすいという傾向も踏まえた上で影響を評価することが望まれます。

